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最近ご相談を受けて感じるのは、「お金を使おうと思って貯蓄していない人が多い」ということ。貯蓄の目的が貯蓄になっているようです。たしかに、4月からはあらゆる商品が値上がりしているので、お金を使うことに不安を感じてしまうのもしょうがないかもしれません。
しかし、お金は使うためにあるのではありませんか? お金を使う目的を忘れると、お金を貯めることにしばられた生活になってしまいます。それでは苦しいですよね? 金融商品を選ぶためにも、「何に」「いくら」お金を使いたいのか、まずはここから始めましょう!
では、金融商品はどのように選んだらよいのでしょうか? それには3つのポイントがあります。
まずは、使う時期にあわせることが大切です。いくら金利が高いとしても、使う時期に満期がこなければ中途解約しなければいけなくなり、ペナルティをとられてしまいます。使う時期と金融商品をおろして使える時期は、事前にしっかりチェックしておきましょう。
次に、金利情勢を考えることです。金融商品の中には預けたときの金利が満期まで変わらないものと、定期的に変化するものがあります。たとえば、「個人向け国債」は、5年のものは固定金利なので、満期まで金利が変わりません。しかし、10年のものは変動金利なので、定期的に金利が変化します。まだまだ低金利が続いていますが、これから少しずつ金利が上昇していくと考えれば、変動金利を選んでおいたほうがよいでしょう。ただし、使う時期には注意してくださいね。
では、最後にこれから金利がどうなるかわからないし、何を選んだらよいのか迷ったら、いっぺんにひとつの金融商品に預けるのではなく、数回に分けて預けたり、いくつかの金融商品に分けるようにしましょう。そして、その後に、もっと有利な金融商品があったら預け換えられるように、小分けしておくと、利便性がよくなりますよ。
最近は投資信託に外貨預金など、投資商品が注目されていますが、その前に大切なことは「貯蓄体質を作る」ということ。貯蓄するクセがついていないのに、その前に投資を始めてしまうのは失敗のモトです。
貯蓄体質を作るためには、その代表となるのが「コツコツ貯蓄」です。一度手続きをしてしまえば、面倒な手間もかからないため、貯蓄を続けることができます。
預貯金でコツコツ積立ができるようになったら、次に投資信託などをコツコツ買ってみるとよいでしょう。投資はまとまったお金が必要なものと思っている人が多いのですが、投資信託は1万円程度から購入でき、毎月定期的に積立ができるものもあります。
投資をする際にも、まとまったお金があるからといって、ひとつの金融商品を購入するとリスクが高くなります。預貯金とは異なり、元手がそのまま戻ってくるとは限りませんので、購入する時期や購入する金融商品を分けて、リスクを分散しましょう。また、外貨預金は預金の一種ですが、お金を預けるときや換金するときに手数料がかかります。投資商品を利用するときには、どんなときに目減りする可能性があるのか確認し、理解したうえで購入するようにしましょう。
マネーは生活していくうえで、私たちを助けてくれる心強い味方です。ぜひ、自分のまわりのマネーに関する情報に敏感になって、心穏やかな生活をしていきましょう!
| ■序章 | お金の未来予想図 | 4つのレシピの紹介 |
| ■レシピ1 | 簡単!家計管理法 | 不安を解消する第一歩は家計の把握から |
| ■レシピ2 | 目的を整理する | 「いつ」「何のために」「いくら」お金が必要なのか |
| ■レシピ3 | マネーの基礎知識 | お金を使いこなすための知恵をつける |
| ■レシピ4 | 金融商品選びのポイント | 使う時期にあわせて金融商品は選ぶ |
| ■診断テスト | お金を増やす4つの方法 | あなたにあった貯蓄方法のタイプ別テスト |